しあよなのヲタ話

ライブレポとか、雑記

オタクたりうる者なりや

こんにちは、しあよなです。

今回の記事はお外で書いてます。誰にも見られないでほしい。

 

台本も暇な時お外で書くのですが、どうしても恥ずかしさが勝るのでwordで編集している僕はサイズを3~40%にして自分でも目を凝らさないと見えないようにして執筆ならぬタイピツしています。おかげで誤字に気づけなかったりします。頭が悪い。

 

今回、本当は先日(07/03,04)に行われたライブのレポートを書こうと思ったのですが、それよりもちょっと「書きたいな~」というより一回自分の考えを整理したいな~と思っていたのでブログに出していきたいと思います。

畳みます。

 

 

世の中には色んな人間がいます。仕事を楽しいと思う人間がいれば、楽しくないと思う人間もいますし、ゲームを楽しいと思う人間がいれば、ゲームなんてくだらないと笑う人も居ます。そんな十人十色を超えて一億人一億色みたいな世界ですが、人間というものは器用なもので、個の垣根を越えて、妥協をして交流を深めたり、愛を育んだりしてます。素晴らしい世の中ですね。

 

今回はこんな素晴らしい世の中とは縁もゆかりもない、僕たちオタク、ならぬ旧名「ヲタク」についてお話、というか自己紹介したいと思います。

 

オタク文化」、所謂、ゲームやアニメといった娯楽が近年は大衆ウケするようになり、今では「私オタクだから。」という言葉も広く使われるようになったと感じます。

この「オタク文化」は、かつてはお茶の間を凍り付かせたり、差別や迫害を受けていました。国民的アニメやゲームならまだしも、深夜アニメだったり、美少女が出るゲームなんかをやってることはひた隠しにし、水面下で、一部のオタク同士で閉鎖的コミュニティを築くのが当たり前だったように感じます。かつての2ちゃんねるや、個人wiki、相互リンク等もそうでした。

僕も若かりし学生時代にうっかり「オタク」を出してしまい、傷つけられたこともありましたし、それ以来、閉鎖的コミュニティへと逃げ込み、ヒソヒソと活動していました(wikiもありましたし今も黒歴史健在)。

そう思うと、今までそんな「オタク文化」を大衆化させてきた様々なアニメや、最近だと「おにめつのやいば」とかにも「ありがたいな~」という感謝の念を抱かずにはいられません。

 

そんなこんなで「鬼滅のLiSA」も10年以上見守ってきたオタクこと僕ですが、今では雑食オタクとなり、どんなジャンルでも許容でき、アピールできるようになりました。

毎クール深夜枠でやっているアニメは全部見ているので、どんなお話もできます。

今話題のアニメは勿論、オタク向けアニメや、BLアニメ、アイドルアニメ等々、今期何がおすすめ?と聞いていただければ、その人の趣味趣向にあったアニメを紹介できる自信が根付くくらいには見ています。

アニメやゲームに限らず、「プログラム」や「音楽」、「V」のお話もできたりします。

 

最近オタクを自称する方は、アニメは話題性のあるものしか見ていなかったり、一種のアプリに特化していたりと昔と違って「オタク」と言っても多岐に渡るようになりました。そんなオタク世界の中で円滑に、より生き易くするにはどうすればいいのか?それが「オタク文化」を貪欲に吸収していくことです。

深夜アニメを全部見ていれば、どんな人とでもアニメを見ている人ならば共通の話題ができますし、プレイしたことがないアプリやゲームでも、その世界観やキャラをちゃんと理解することでより多くの創作物に触れることができたりします。

 

僕が週に70時間触っているSNSのようなもの「Twitter」では、この傾向が顕著に表れています。

 

Twitter」では、日々の呟きや創作活動という大量の情報がタイムラインを流れていきます。僕の場合はピーク時、毎秒数百というツイートが流れていきますが、これらの情報全て理解することはまず不可能です。しかし、このタイムライン上を流れていく情報をフォーカスし、鮮明化を手助けしてくれるのが『知識』なのです。

Twitter」の使い方としては、好きなジャンルや、気になるあの人、友達をフォローしてその人達のつぶやきを観測するというものですが、自分がフォローしている人が好きなジャンルがTLにRT(拡散)という方法で流れてくることがあります。これらの情報を「興味ないから」と流してしまえば、それは一種の消化であり、本当は魅力に溢れている事象からの逃避となってしまうのです。そのような観測の仕方をしていれば、確かに僕のように週70時間という数値は「異常」なのでしょう。しかし、そのジャンルへの理解、所謂『知識』があった場合はどうでしょうか?その『知識』があれば、まず自分がフォローしている人間の反応への「共感」が生まれ、さらに「話題」へと繋げる事ができます。1つの見知らぬ情報が『知識』により鮮明化された時、それは多くの魅力やコミュニケーションへの発展へと繋がります。

また、多くの情報が流れていれば、デマ情報や悪意のある投稿が流れてきます。それらを何も知らずに知人が拡散してしまうかもしれません。それらを注意する必要はないですが、鮮明化されているタイムラインの情報を精査することによって、ピエロやメディアに踊らされることも少なくなります。

 

この情報社会において、たとえオタク世界であろうとも様々な知識が力になるのは間違いないと思います。しかし、単にオタクと言っても、これらの『知識』が足りないオタクがよく世の中で問題を起こしているように感じます。

自らの容姿や生活を鑑みないが為に周囲に疎まれたり、自らの理解の無さをひけらかしに行ったり、心無い言葉や気持ちの悪い言葉を投げかけたり、幼稚な行為をしたり、服装がダサかったり

どこかで見かけた気がしますが、「自己を犠牲にして他人の為に行動することは素晴らしいけど、その自己犠牲で他者に迷惑をかけていたら世話ない」と僕は思います。

なので僕は、顔面はメイクがさっっっぱりなので()どうにもならないにしても、(イベントに参加する際は)清潔感を保つ為にムダ毛の処理や眉を整えたり、服装にも気を使ったり(服に着られない程度に)しています。オタクなので。

その他にも、「Twitter」上なんかでは他人にリプライを送る際には「誤字がないか」「失礼はないか」「自己完結していないか(発展性はあるのか)」という点に毎回気を付けてリプライを送っています(発展性がないどうでもいいリプライはエアリプ*1に昇華される)(例外もある)。

 

自らの行動を客観的に見ることは難しく、僕も客観的に自分を見直す機会がそうある訳ではありませんが、インターネットに長い時間触れているとそこら中に反面教師が転がっているのを見かけます。「こんなリプライ自分でもされたくないな」とか「明らかにこのリプライは嫌がられてるよな」とか、様々な経験を経て、自分なりのSNSとの付き合い方を見つけるのが一番かなと思います。半年ROMれとはまさにこの事ですね、先人は偉大です。ついでに言うとおっぱいも偉大です。でっかい。

 

世の中には色々な「オタク」が居ます、欲望に忠実なオタク、童貞こじらせてるオタク、ちょっと煽られたらDM凸するオタク(この間来た)、純真なオタク…。オタク大図鑑作れるくらいには居ると思ってもらっていいです。そのオタクそれぞれが、それぞれの考えを持って行動しています。まぁこれはどのような人種にも言えることですが、たとえ「常軌を逸してる言葉を放っている」としてもそれを卑下して消化するのではなく、『どのような考えで』『どんな経緯で』発言・行動しているのかを考えてあげてください、そうすることで彼らへの理解も対処も自ずと見つかってくると思います。

様々な場面で関わってくるオタクですが、一度そのオタクがどういう『人間だった』のかを覗いてみること、それが付き合いや対話において一番大切なことだと思っています。

 

でも日本語が通じなさそうならブロックでいいです。慈悲はいりません。

ついでに言うと僕はファンサーバーとか、交流サーバーとか、ああいうところにいるようなオタクとは関わりたく有りません。人間が怖いので。

 

Fin.

*1:リプライをせず、ツイートとしてRTの後に感想等を述べること